これまでの鉱物油系溶剤や油脂類などの酸化する物質を一切含まない為、絶対に酸化しないコーティング剤です。被膜はグラスファイバー状のガラス素とフッ素の絡み合った柔軟かつ硬質なもので漆塗りのおわんのような重厚な光沢が特徴です。
ガラス&フッ素の被膜硬度は最高レベルまで高めてあり、傷がつきにくく、被膜の密度が非常に高いのが特徴です。防水性は、パーフェクトに近い酸化しない被膜質と撥水性の相乗効果で被膜にウォータースポットが付きづらいのが特徴です。
また被膜が酸化劣しないという事は、被膜完成後は鳥・蜂の糞・虫の死骸など腐食しにくいです。 従来の自動車コーティング剤には、石油溶剤・酸化する物質・シリコン油分汚れに変質してしまうのが常でした。しかし被膜は酸化しない為、そういった状態にはなりません。汚れがあくまでも汚れであって”単なる付着物”と言う極めて当たり前の状態を始めて実現した事になります。
塗装面の保護という切り口から見た場合も石油溶剤は塗装を傷つけるため非常に疑問です。特に磨き傷が全盛の現在でのこういったコーティングは、塗装の肉(一皮剥いだ軟らかくて保護しにくい面)に直接作用してしまうので保護とは名ばかりの状態ともいえます。その点、この商品は塗装を傷めることはありません。
皆さんは日頃、WAXを掛けようと思う時ってどういうときでしょうか?
塗装にツヤが無いとか・汚れが目立って来たからとか・水を弾かなくなって来たから・・・など理由はさまざまだと思います。
本来市販のWAXは、石油系溶剤、及びロウとを混ぜ合わせた物で、ホワイト車用などは、そこに研磨剤をも含まれていて艶をだすと言った事は出来ますが、塗装自体を守ると言った事はありません。
ましてや研磨剤入りのWAXですと塗装を削ってしまう訳ですからムラに削れるなど、何らかの塗装に対してダメージを与えているのです。
しかも通常WAXですと水は弾きますが、汚れは取れません。そして1ヶ月いや、数日たてばWAX自体が酸化もしくは取れてしまうので塗装を汚れや傷み等から守ると言うことは出来無いのです。
酸化しないコーティングの登場で、これまでのものと比較して、各段に高レベルな塗装保護が可能になりました。
今までのコーティング | 先端技術のコーティング | |
酸化劣化 | 塗装の代わりに劣化する犠牲膜理論 | 酸化しない完全保護膜理論 |
洗車感覚 | 初期のみ油分などによる一時的滑らかさで対応 | 酸化しない完全保護膜理論 |
汚れ水垢 | 塗装の代わりに汚れる犠牲膜理論 | 酸化しない完全保護膜理論 |
雨染み | 酸化するため、防御能力はないが撥水具合を調整することで工夫 | 酸化しない完全保護膜理論 |
鉄粉 | 無し | 酸化しない完全保護膜理論 |
鳥糞 | 無し | 酸化しない完全保護膜理論 |
洗車キズ | 一時的滑らかさで対応。初期は油分で見えにくくして対応。2Hまでの保護膜が大部分 | 9H(鉛筆硬度)の硬質被膜で対応。ファイバー構造のため柔軟性抜群 |
今までのコーティング | 先端技術のコーティング | |
酸化劣化 | コーティングも塗装も劣化する。コーティング自体は塗装より酸化しやすい | コーティングが酸化しないので塗装も酸化劣化しない |
洗車感覚 | 表面が酸化するためスポンジなどの滑りが悪くなってくる。日が経つほどサラサラ感 | 酸化しないため何時もツルツル。抜群の洗いやすさ |
汚れ水垢 | 酸化共鳴するため、洗車で取れなくなる。被膜自体が酸化してしまい、削る以外絶対取れない水垢(汚れに見える酸化したコーティング被膜)に変質 | 汚れは単なる付着物に留まるので、ほとんどの場合、水洗いで十分。汚れの種類によってはシャンプーなどの洗浄剤も必要 |
雨染み | 成分内容的に酸性雨に弱く付いて当たり前 | 防止能力が極めて高い。ほとんど付かない |
鉄粉 | 酸化するので無抵抗状態 | 完全無欠ではないが、ほとんど付かない |
鳥糞 | 酸化するので無抵抗状態 | 溶けたり、ひび割れたり取れないシミにならない |
洗車キズ | 塗装面に直接洗車キズ等が入るため再施工時に再研磨が必要 | 保護膜が突き破られない限り、塗装面にキズは一切入らない |
総合評価 | 塗装を守っているとは言いがたい | 十分塗装を守っている |